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2025/04/17 11:03

ピックルボールのルールを説明させていただきます。
ピックルボールの雰囲気や大まかなルールを知りたい方は、ページ下部の動画から見ていただくのもお勧めです。


1.コートと用具

⚫︎ピックルボールは、バドミントンと同じサイズのコートで行われるラケットスポーツです。ラリーを長く楽しめるように、特有の「ノンボレーゾーン」というエリアが設けられています。

⚫︎このスポーツでは、パドルというラケットを使い、穴の空いた硬いプラスチック製のボールを打ち合います。


2.勝利条件と得点

⚫︎3ゲーム中、2ゲームを先に取ったチームが勝利となります。
⚫︎1ゲームの勝敗は、先に11点を取ったチームが勝者となります。もし10対10の時は、2点差がつくまで続けられます。
⚫︎また、1ゲームの得点が15点や21点というルールもあります。
⚫︎得点は、サーブ権を持っているチームのみが獲得できます。

3.サーブ

⚫︎ゲーム開始時、どちらのチームが最初にサーブするかは、じゃんけんやコイントスなどで決めます。
⚫︎サーブはベースラインの後ろから行います。
⚫︎ゲーム開始時やサーブ権を得た際のサーブは、常に右側のサービスエリアから行います。
⚫︎サーブはアンダーサーブで行わなければならず、ボールを打つ瞬間、手首は腰より低い位置にあり、打点も手首より低くなければなりません。
⚫︎サーブはバウンドさせずに、直接コートの対角線上にある相手のサービスエリアに入れます。
⚫︎サーブがネットに触れた場合でも、相手のサービスコートに落ちれば、そのままプレーを続行します。
⚫︎ドロップサーブ(ボールを床または地面にバウンドさせてから打つ方法)も認められています。



【サーブの順序】
⚫︎サーブは、コートの右サイドにいるプレーヤーから始めます。
⚫︎ダブルスの場合、各ペアのプレーヤーはそれぞれ1球ずつサーブを打ちます。ミスをしない限り、同じプレーヤーがサービスエリアの左右を交互に使いながらサーブを打ち続けます。
⚫︎もし一人目がサーブでミスをした場合、次は二人目がサーブを打ち、その後再度ミスをした場合はサーブ権が相手チームに移ります。
⚫︎ゲーム開始時には、一人目しかサーブを打つことができません。一人目がミスをした場合、サーブ権は相手チームに移ります。


4.ツーバウンドルール

⚫︎ラリーを長く続けるために、ピックルボールには特徴的な「ツーバウンドルール」があります。
⚫︎サーブ後の1ラリーでは、ボールを1回バウンドさせてから返球しなければなりません。最初にサービス側が打ったボールをレシーブ側が1バウンドさせて返し、その後サービス側が1バウンドさせて打ち返します。それ以降のラリーは、ノーバウンドで打ち返しても構いません。


5.ノンボレーゾーン

⚫︎ピックルボールのコートには、「ノンボレーゾーン」と呼ばれるエリアがあります。
⚫︎ノンボレーゾーン内では、ボレーやスマッシュを打つことは禁止されています。
⚫︎このエリアに入ること自体は問題ありませんが、ノンボレーゾーン内でもボールをバウンドさせれば打つことができます。


6.コール

⚫︎サーブを打つ前に、パドルでボールを打つ前に「コール」を行います。
⚫︎コールでは、自分のチームのポイント、相手チームのポイント、そして自分がペアの中で1人目のサーバーか2人目のサーバーかの3つの数字を言います。
⚫︎例えば、ゲーム開始時は自分のチームのポイントが【ゼロ】、相手チームのポイントも【ゼロ】で、サーブは一人目しかできないため、2人目とカウントされ、【ツー】となります。この場合、「ゼロ・ゼロ・ツー」とコールします。

7.フォルト

⚫︎レシーブ側がフォルトを犯した場合、サーブ側にポイントが加算されます。
⚫︎サーブ側がフォルトを犯した場合、サーバーが交代するか、サーブ権がレシーブ側に移ります。

【フォルトの例】

⚫︎サーブまたはレシーブが決められたエリアに入らなかった。
⚫︎ツーバウンドルールを守らなかった。
⚫︎ノンボレーゾーン内でボレーを打った。
⚫︎2回以上バウンドさせてから打った。
⚫︎プレー中にプレーヤーの体やパドルがネットやポストに触れた。
⚫︎プレー中にボールがプレーヤーの体に当たった。

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ピックルボールのルールを大まかに知る事ができる動画です。



それでは、皆さん良いピックルボールライフを!
※JPA Webサイトを参照し、作成させていただきました。